多くの標準のインターネットサービスには、ポート番号が割り当てられています。手続き LookupService は、サービス名にポート番号をマッピングしたり、またその逆を行うことが可能です。

1 つめの引数 portOrService には、(Maple の文字列として)サービス名を指定するか、または(正の整数値として)調べるポート番号を指定します。

2 つめの引数 proto は、オプションです。これには、2 つの文字列 "tcp" または "udp" のうちの 1 つを入力しなくてはなりません。デフォルトのプロトコルは、"tcp" です。

サービスに対する「公式な」ポート番号の割り当ては、RFC 1700 Assigned Numbers (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc1700.txt)の一部である、インターネット標準 IANA Port Number Assignments (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/port-numbers) で指定されています。しかしながら、個々のホストでローカルにこれらのポート番号を再度割り当てることも(しばしば）行われます。

with( Sockets ):
LookupService( "echo" );

LookupService( "ftp" );

LookupService( "smtp" );

LookupService( "sunrpc" );

LookupService( "NeWS" );

Error, (in Sockets:-LookupService) cannot determine port
number for tcp service `NeWS'

LookupService( "finger" );

LookupService( "telnet" );

LookupService( "telnet", "tcp" );

LookupService( "telnet", "udp" );

LookupService( "no such service" );

Error, (in Sockets:-LookupService) cannot determine port
number for tcp service `no such service'

LookupService( 7 );

参考文献

IANA Port Number Assignments at ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/port-numbers 

RFC 1700 (Assigned Numbers) at ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc1700.txt