Sockets パッケージのリリースノート
これらのリリースノートでは、Sockets パッケージに関する、プラットフォームのサポートはもちろん、既知のランタイムの問題点やセキュリティの考慮等について記述します。
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プラットフォームのサポート
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Sockets パッケージは、Maple でサポートされている全てのプラットフォーム上でサポートされています。
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セキュリティ
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Maple は、ネットワークの安全性を考慮したアプリケーションとして設計および計画されたものではありません。このパッケージを用いて書かれたサーバアプリケーションを一般にアクセス可能なネットワーク上に配置しないように、強く推奨します。サーバで実行する Maple の処理は、コマンド行オプション -z を用いて起動するべきです(詳細については、maple を参照して下さい)。現状、ホストコンピュータにアクセスする権利を持つ実在または有効なユーザ ID でなくとも、Maple サーバを実行することが可能です。
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ランタイムの問題点
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この節では、Sockets パッケージによる、既知のランタイムの問題点について論じます。これらの情報を、プラットフォームやオペレーティングシステムごとにまとめます。
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手続き Serve は、分岐、あるいは新しいスレッドまたは軽い処理の算出を行うような、呼び出しプロセスを引き起こしません。これはバクではありませんが、ライセンス認証によって生じる、プログラム設計の制限事項です。
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AIX での制限事項: IBM の AIX オペレーティングシステム上で Sockets パッケージの使用を試みると、``not enough space.'' というエラーが結果として生じるかもしれません。この問題は、AIX シェルでのデフォルトの datasize の制限が低すぎることから起こります。
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対処: Maple を起動する前に、シェルの datasize の制限値を増やして下さい。
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