プロット中のタイプセット
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このヘルプページは、プロット中にタイプセットされたテキストや数式を表示する方法を説明します。
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利用できる場所
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タイプセットされたテキストと数式は、2-D プロットと 3-D プロットでテキストが表示できる場所であればどこでも表示できます。これには、plots[textplot] コマンドや caption、labels、legend、tickmarks、title の各オプションにより表示されるテキストも含まれます。これらのオプションの利用方法についての詳細は、plot/options をご覧ください。
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タイプセットされたテキストと数式の指定
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plots[textplot] コマンドまたは上記のオプションの値として任意の式を指定できます。指定した式は、可能であればタイプセットされた出力としてプロットに表示されます。文字列は引用符なしのプレーンテキストとして表示されますが、x、y、Pi などの名前はタイプセットされます。
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2-D インプットモードでは、2-D 数学表現を表示するための様々な Maple 機能が利用できます。例えば、 というオプションを加えたい場合、title オプションの右辺で数式(Expressions)パレットより定積分テンプレートをクリックし、プレースホルダーに入力してください。
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2-D 入力モードを使用する場合、入力は Maple 式として解析可能でなければなりません。解析不可能なパレット入力を含んだタイトルを作成したい場合は、それらに対しアトミックな識別子を作らなければなりません。これは、名前 のヘルプページにあるように、左一重引用符を用いて実現します(2-D 数学(2-D Math)-> 変換先(Convert To) -> アトミック識別子(Atomic Identifier))。
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タイプセットしたい式が簡略化・計算されるのを避けるには、前述の通りアトミック識別子を作成するか、非計算引用符(uneval 参照)を用いることができます。
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注意
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タイプセット機能はクラシックワークシートインターフェースでは利用できません。(plot/interface 参照。)ですが、typeset 構造体の中のものを含め、数式はテキストを受け付けるところで必ず使用できます。この場合、式はまずプレーンテキストに変換されてから連結されます。
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文字列は引用符なしで表示されます。文字列中に引用符を表示したい場合は、 \" とします。複数行にわたるテキストを表示するには \n を使用します。バックスラッシュをエスケープ文字として使用する方法の詳細は バックスラッシュ をご覧ください。
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互換性
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caption オプションは Maple 15 で更新されました。
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例
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plot(x^2/(x+5), x=1..5, caption=typeset("A plot of ", x^2/(x+5), "."));
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plot([0.2*x^3-x, x^2/(x+5)], x=1..3, caption=typeset("A plot of %1 and %2.", 0.2*x^3-x, x^2/(x+5)));
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plot(sin(x), x=-4*Pi..4*Pi, tickmarks=[spacing(Pi), default]);
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plots[textplot]([1, 1, typeset("The plot of ", int(f(x), x=t[0]..t), "."),
font=[TIMES, BOLD, 20]]);
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