力矢印の使用
3-D 再生モードでは、力矢印 を用いてコンポーネントに作用している力を図示することができます。遠近表示か直交表示のひとつで追跡アニメーションを再生する場合、力矢印 は力の方向を指し、その長さは力の大きさを表し変化します。
力矢印 は、通過変数型の力コンポーネントと直列接続するマルチボディの フォースモーメント センサに並列接続します。フォースモーメント センサの位置を工夫することで、解析したい力に焦点を当てることができます。センサへの入力に応じ、力矢印 は力かトルクを表すように設定できます。力矢印 の frame_a 出力の配置は、3D 可視化における 力矢印 の根元位置を定義します。力矢印についての詳細は、力矢印 をご覧ください。
注意:動画再生するには、その前にモデルがシミュレーションされている必要があります。
以下、力矢印 と フォースモーメント センサの典型的な用例を示します。
力矢印 を用いた 3-D モデルのアニメーション
1.
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上記の剛体フレームと回転関節の例ののような、簡単なモデルを構築します。
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2.
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構築モードの場合、3-D ツールバー の 再生 ボタン () をクリックし、再生モードに切り替えます。
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3.
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3-D 表示メニュー () より、 を選択して遠近表示に切り替えます。
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4.
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MapleSim ウィンドウ左の ライブラリ タブで、マルチボディ パレットを開き 力矢印 () をワークスペースに追加します。
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5.
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マルチボディ → センサ パレットから、フォースモーメント センサ () をワークスペースに追加します。
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6.
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上の例のように、フォースモーメント センサを回転関節と剛体フレームに対し直列に接続します。
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7.
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力矢印 の力入力を、センサの出力のひとつに接続します。上の例では、力入力は フォースモーメント の力出力に接続されています。
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8.
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力矢印 の frame_a 出力を、コンポーネントポートに接続します。上の例では、frame_a は剛体フレームの入力に接続されています。
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9.
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シミュレーションを実行し、3-D ワークスペース の下の 再生 ボタンをクリックします。再生中、剛体フレームの基点に 力矢印 が常時表示され、その点における各瞬間の力を随時表示します。
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力矢印の表示・非表示
1.
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コンストラクトモードに入っている場合は、メイン 3-D ツールバー の 再生 ボタン () をクリックしてください。
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2.
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再生設定ツールバーから、力及びトルクの矢印の表示/非表示 ボタン () を選択してください。
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