埋め込みコンポーネントとは、ワークシートやドキュメントに埋め込むことができる簡易の GUI コンポーネントを指します。これらのコンポーネントのいくつかには、選択または変更に伴って実行するユーザ指定の動作を関連付けることができます。たとえば、スライダー (Slider) コンポーネントの値をワークシートの変数に設定できます。他のコンポーネントはコンポーネントのプロパティに設定された情報や他の埋め込みコンポーネントの情報を表示します。たとえば、埋め込みコンポーネントラベル  (Label) はラベルの名前を表示します。 

動作結果を表示するには、追加の埋め込みコンポーネントが 1 つ必要になります。

DocumentTools パッケージを使用すると、コンポーネント間で情報をやり取りしたり、埋め込みコンポーネントに情報を格納したり取り出したりすることも可能になります。特に、DocumentTools[Do] コマンドは埋め込みコンポーネントを簡単に操作するための手段を提供しています。 

埋め込みコンポーネントを挿入するには、コンポーネントパレットを使用します。埋め込みコンポーネントの挿入は Standard インターフェイスからのみ可能です。

使用可能なコンポーネントの一覧を以下に示します。 

特定の EmbeddedComponent のヘルプを表示する方法については、Getting Help with a Command in a Package を参照してください。