このインストールガイドには、Maple Flow™のインストール方法が記載されています。
Windows® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常、メールで送られます。
Windows オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2023.1WindowsX64Installer.exe をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常、メールで送られます。
macOS オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2023.1MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に MapleFlow2023.1MacInstaller.app をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
インストールの途中でパーチェイスコードが必要となります。これは通常、メールで送られます。
64 ビット Linux® オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ファイルのダウンロード先から MapleFlow2023.1LinuxX64Installer.run を実行してください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
インストールの際、maple2023.desktop ファイルがユーザの Maple Flow 2023 インストールの bin ディレクトリに作成されます。デスクトップにショートカットを作成するように指定した場合、~/Desktop ディレクトリにもこのファイルが作成されます。ユーザのアプリケーションメニューにショートカットを作成したい場合は、maple2023.desktop ファイルを /usr/share/applications (ルート権限が必要) または ~/.local/share/applications にコピーします。
Maple Flow 2023 を起動するには、Maple Flow 2023 のライセンスファイルが必要です。それより前のバージョンの Maple Flow のライセンスファイルでは Maple Flow 2023 は動作しません。ライセンスファイルを取得するには、シングルユーザバージョンの Maple Flow 2023 のアクティベーションを実行する必要があります。シングルユーザ用のインストーラを実行している場合は、インストール中にアクティベーションを行うことができます。インストール中に行わなかった場合は、次の手順でアクティベーションを実行します。
Maple Flow 2023 ライセンスファイル (license.dat) はユーザの Maple Flow 2023 インストールのライセンスフォルダに保存されます。アクティベーションで問題が発生した場合は、FAQ ページ https://faq.maplesoft.com を参照してください。
注 : Maple Flow で使用されるライセンス管理ソフトウェアである FlexNet の要件として、Linux システムが LSB 3.0 互換でなければならなくなりました。このため、いくつかの追加パッケージをインストールする必要があります。Linux 上で Maple Flow のアクティベーションを行うときに「Error detecting HostID」というエラーメッセージが表示される場合は、適切なパッケージがインストールされていることを確認してください。
Windows® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
ネットワークライセンスを用いて Windows オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2023.1WindowsX64Installer.exe をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
macOS® 用のインストール方法は、このセクションを参照してください。
macOS オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ダウンロードした MapleFlow2023.1MacInstaller.dmg ファイルをダブルクリックし、次に MapleFlow2023.1MacInstaller.app をダブルクリックしてください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
64 ビット Linux® オペレーティングシステムに Maple Flow 2023 をインストールするには、次の手順に従ってください。
ファイルのダウンロード先から MapleFlow2023.1LinuxX64Installer.run を実行してください。
Maple Flow 2023 がインストールされました。
インストールの際、maple2023.desktop ファイルがユーザの Maple Flow 2023 インストールの bin ディレクトリに作成されます。デスクトップにショートカットを作成するように指定した場合、~/Desktop ディレクトリにもこのファイルが作成されます。ユーザのアプリケーションメニューにショートカットを作成したい場合は、maple2023.desktop ファイルを /usr/share/applications (ルート権限が必要) または ~/.local/share/applications にコピーします。
Maple Flow のネットワークバージョンをサイレントインストールすることができます。Maple Flow のサイレントインストールを実行するには、次の 2 つの方法があります。
サイレントインストールは、コマンドラインで直接インストールオプションを指定することで、オプションファイルを使用することなく実行することができます。この方法でサイレントインストールを実行するには、以下の手順に従ってください。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
installdir=C:\Program Files\Maple Flow 2023
defaultapp=1
desktopshortcut=1
shortcutname=Maple Flow 2023
configureMATLAB=0
matlabpath=""
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : MapleFlow2023.1WindowsX64Installer.exe ファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
installdir=$HOME/mapleflow2023
desktopshortcut=1
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : MapleFlow2023.1LinuxX64Installer.run ファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
以下の例をテンプレートとして使用して、ユーザ定義の options.txt ファイルを作成できます。
mode=unattended
licenseType=network
serverName=myServerName
portNumber=27000
注 : MapleFlow2023.1MacInstaller.appファイルが存在している場所以外のディレクトリにユーザ定義のオプションファイルを作成した場合、コマンドの実行時にこのオプションファイルへのパスを指定する必要があります。
オプション名 | 説明 | 設定可能な値 | デフォルト値 | 利用可能なプラットフォーム |
help | 有効なオプションのリストの表示 |
|
|
|
version | 製品情報の表示 |
|
|
|
unattendedmodeui | 無人モードの UI | none minimal minimalWithDialogs | none |
|
optionfile | オプションファイルの名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
debuglevel | デバッグ情報の詳細レベル | 0 1 2 3 4 | 2 |
|
mode | インストールモード | win32; unattended | win32 | Windows |
debugtrace | デバッグトレース | 文字列 |
|
|
installer-language |
| en ja | en | Mac; Linux; Windows |
installdir | インストールディレクトリ | 文字列 | C:\Program Files\Maple Flow 2023 | Linux; Windows |
upgradeOrReinstall | この場所に、現在 Maple Flow 2023 がインストールされていることが確認されています。インストールのアップグレードを行うか、再インストールする前に古いインストールのアンインストールを行うかを選択してください。[戻る] ボタンをクリックして、新しい Maple Flow のインストールパス名を選択することもできます。 | upgrade; reinstall |
| Mac; Linux; Windows |
shortcutname | デスクトップ上のショートカット名 | 文字列 |
| Windows |
defaultapp | Maple Flow 2023 を Maple Flow ファイルのデフォルトアプリケーションにする | 0 or 1 | 1 | Windows |
desktopshortcut | デスクトップにショートカットを作成 | 0 or 1 | 1 | Mac;Linux;Windows |
licenseType | ライセンスの形態 | single; network | single | Mac; Linux; Windows |
singleOrRedundant | 単一またはリダンダントサーバ設定 | single redundant | single | Mac; Linux; Windows |
serverName | ライセンスサーバ名 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber | ライセンスサーバ上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Linux; Windows |
serverName1 | ライセンスサーバ 1 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber1 | ライセンスサーバ 1 上で使用するポート番号 | 数値 | 27000 | Mac; Linux; Windows |
serverName2 | ライセンスサーバ 2 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber2 | ライセンスサーバ 2 上で使用するポート番号 | 数値 | 27001 | Mac; Linux; Windows |
serverName3 | ライセンスサーバ 3 の名前 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
portNumber3 | ライセンスサーバ 3 上で使用するポート番号 | 数値 | 27002 | Mac; Linux; Windows |
enableUpdates | インストール後に、定期的に Maple Flow 2023 のアップデートを確認する | 0 1 | 1 | Mac; Linux; Windows |
checkForUpdatesNow | すぐにアップデートを確認する | 0 1 | 1 | Mac; Linux; Windows |
proxyServer | プロキシサーバ名。システムのプロキシサーバを使用するときは、空白のままにしてください。 | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyPort | プロキシサーバ上で使用するポート番号。システムのプロキシポートを使用するときは、空白のままにしてください。 | 数値 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyUsername | プロキシサーバのユーザ名 (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
proxyPassword | プロキシサーバのパスワード (必要な場合) | 文字列 |
| Mac; Linux; Windows |
<Maple Flow Install Folder>/uninstall/uninstall --mode unattended
Maple Flow 2023 においてグラフィックスの性能を最適化するには、使用しているビデオカードの最新のドライバソフトウェアをインストールすることを強く推奨します。Maple Flow 2023 を使用する前に、このセクションの手順に従ってビデオカードのドライバソフトウェアを確認し、必要であればアップグレードしてください。
注 : この手順は、ルートユーザとして、または sudo アクセスによりログインしていることが必要となります。ネットワークコンピュータまたは共有コンピュータを使用している場合はシステム管理者に連絡してください。
01:00.0 VGA compatible controller: ATI Technologies Inc RV280 [Radeon 9200] (rev 01)
01:00.1 Display controller: ATI Technologies Inc RV280 [Radeon 9200] (rev 01)
最新のドライバがインストールされていることをウィザードが検知したら、[完了] をクリックしてウィザードを閉じてください。お使いのコンピュータは Maple Flow 2023 のグラフィックスを表示できるように設定されています。
インストールされているドライバよりも新しいものが提供されていることをウィザードが示したら、画面の指示に従ってアップデートをインストールしてください。
販売元が提供する最新のドライバソフトウェアのバージョンナンバーが、インストールされているもののバージョンナンバーと一致すれば、コンピュータが Maple Flow 2023 のグラフィックスを表示する設定が整っていることになります。より新しいバージョンがある場合は、ウェブサイトからドライバソフトウェアをダウンロードし、コンピュータにインストールしてください。
注 : Linux のソフトウェア更新ユーティリティにより自動的に検出されたソフトウェアアップグレードの利用は推奨しません。
[Software Update] ウィンドウにビデオカードの更新用ドライバソフトウェアが表示されていなければ、コンピュータに最新のバージョンがインストールされています。お使いのコンピュータは Maple Flow 2023 のグラフィックスを表示できるように設定されています。
更新用ドライバソフトウェアが表示されているときは、それを選択し、[インストール] をクリックしてください。画面の指示に従って、インストールを完了してください。
Linux オペレーティングシステムを使用している場合、もしくは Windows または macOS オペレーティングシステムを使用していて、自動的に検出されたソフトウェアが正常に動作しない場合は、ビデオカード販売元のウェブサイトから最新のドライバをダウンロードし、インストールしてください。
まず、グラフィックスのハードウェアアクセラレータが有効になっているか確認してください。
グラフィックスのハードウェアアクセラレータが有効になっていれば direct rendering: Yes という行が表示されます。この行が direct rendering: No であれば、グラフィックスのハードウェアアクセラレータは無効になっています。
Linux のインストールのパッケージ管理システムから、コンピュータにインストールされているドライバを検索することができます。Linux は、ディストリビューションにより異なるパッケージ管理システムを使用しています。以下、Linux の最も一般的なディストリビューション 2 つについて手順を説明します。
dpkg ベースの Linux ディストリビューション (Ubuntu など)
システムにどのパッケージがインストールされているか調べるには dpkg -l コマンドを実行してください。(最終文字は L の小文字)このコマンドは出力結果を数行表示するので、grep コマンドで出力量を制限すると便利です。上記の例に続き、次のコマンドで NVIDIA® ドライバを探すことができます。
dpkg -1 | grep -i nvidia
ハードウェアアクセラレータ対応のドライバをインストールしてある場合、 nvidia-glx-177 のような出力行が見られます。この例の場合、177 はドライバの主要バージョンナンバーで、2 列目に完全なバージョンナンバーが表示されます。たとえば、Ubuntu システムでは 177.82-0ubuntu0.1 という形式となります。
ハードウェアアクセラレータ対応の AMD® および ATI™ ドライバは、Linux では fglrx と名付けられます。たとえば、Ubuntu システムではパッケージ名は fglrx-amdcccle など、バージョンナンバーは 2:8.543-0ubuntu4.1 などとなります。
Intel® 統合グラフィックスアクセラレータハードウェアは、パッケージ名に intel という文字列か、i810 などのチップセット情報が含まれることがあります。
rpm ベースの Linux ディストリビューション (SuSE、Red Hat Enterprise Linux など)
rpm ベースの Linux システムにインストールされているパッケージを調べるには、 rpm -qa コマンドを実行します。このコマンドは、コンピュータにインストールされているすべてのパッケージを列挙するので、grep コマンドを用いて検索結果を制限することを推奨します。たとえば、
rpm -qa | grep nvidia
ご使用のビデオカード用の最新のドライバをダウンロードするには、ビデオカード販売元のウェブサイトを参照してください。
http://support.amd.com/us/gpudownload/Pages/index.aspx を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対応するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。 注 : AMD Catalyst™ または ATI Catalyst ビデオカードを使用している場合は、Catalyst ソフトウェアスイートをダウンロードします。
http://www.intel.com/support/graphics/ を参照し、ご使用のチップセットタイプに対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Windows でチップセットタイプを調べる方法の詳細については、http://www.intel.com/support/chipsets/sb/cs-009245.htm を参照してください。
Linux でドライバソフトウェアを更新する方法の詳細については、http://www.intel.com/support/graphics/sb/cs-010512.htm を参照してください。
http://www.nvidia.com/Download/index.aspx を参照し、ご使用のオペレーティングシステムとビデオカードの種類に対するドライバソフトウェアを探してください。ビデオカード用のドライバソフトウェアの最新のものをダウンロードし、インストールしてください。
Maple Flow 2023 の Windows Network バージョンを起動する前に、以下の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Flow とその他の Maplesoft 製品のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムで登録されます。
Maple Flow 2023 を操作するには、Maple Flow 2023 ライセンスファイルが必要です。Maple Flow の旧バージョンのライセンスファイルは Maple Flow 2023 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows ディレクトリには、Maple Flow の実行に必要なライセンスマネージャデーモン (lmgrd および maplelmg) のほか、FlexNet Publisher のインストールおよび設定に使用するユーティリティが含まれています。
Novell® サーバを使用する場合は、Novell ネットワーク を参照してください。
Windows ネットワークサーバ上でライセンスマネージャデーモンを設定し、起動するには次の手順を実行します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate\MapleFlow2023.lic |
Path to the debug log file デバッグログファイルのあるディレクトリへのパスを入力します。このファイルは、自動生成されないため、手動で作成しなければなりません (次の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、Maple Flow 2023 を使用することができます。
複数の Maplesoft 製品 (Maple Flow を含む) を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple 製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
Windows Explorer を使用して、すべてのライセンスファイルを C:¥Program Files¥Maple Network Tools¥activate などの共通ディレクトリに移動します。
サービス名 | サービスの名前を入力 (オプション) |
Path to the lmgrd.exe file | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\lmgrd.exe |
Path to the license file 注 : Path to the license file には最後にバックスラッシュを付けないものとします。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\activate |
Path to the debug log file デバッグログファイルのあるディレクトリへのパスを入力します。このファイルは、自動生成されないため、手動で作成しなければなりません (次の例では log.txt が自作ファイルです)。 | C:\Program Files\Maple Network Tools\FLEXlm\11.13.1.2\windows\log.txt |
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
FlexNet Publisher は Novell や IPX/SPX 上では実行できません。Novell のみの環境のネットワークでライセンスマネージャをインストールするには、次の手順に従ってください。
macOS® 用の Maple Flow 2023 のネットワーク版を起動する前に、次の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Flow とその他の Maplesoft 製品のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムで登録されます。
Maple Flow 2023 を操作するには、Maple Flow 2023 ライセンスファイルが必要です。Maple Flow の旧バージョンのライセンスファイルは Maple Flow 2023 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
Maple Flow 2023 を使えるようにするためには、ライセンスサーバを起動しなければなりません。root によって実行されるプロセスはすべてセキュリティーリスクであるため、lmgrd を root として走らせることは推奨しません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log &
ここで、license_file_path はネットワークライセンスファイルのフルパスとファイル名 (デフォルトでは、 ¥Users¥<username>¥Maple Network Tools¥activate¥MapleFlow2023.lic) で、debug_log は、デバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
システムブートアップファイルでライセンスサーバを起動する際に問題が発生する場合は、http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
これで、Maple Flow 2023 を使用することができます。
複数の Maplesoft 製品 (Maple Flow を含む) を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple 製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
現在使われている FlexNet Publisher ユーティリティのインストール先に移動してください。Maple Flow 2023 の場合、デフォルトの場所は ¥Users¥<username>¥Maple Network Tools¥FLEXlm¥11.13.1.2¥ です。次のコマンドを入力してください。
./lmdown
Maple Flow のネットワークライセンスファイルをすべて ¥Users¥<username>¥Maple_Network_Tools¥activate にコピーしてください。
注 : ディレクトリのパスで、ライセンスファイルそのものを指すものではありません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log
ここで license_file_path は、ライセンスファイルがあるディレクトリのフルパスで、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
Maple Flow 2023 の Linux Network バージョンを起動する前に、次の手順に従ってライセンスファイルを取得し、ライセンスマネージャを起動してください。
Maple Flow とその他の Maplesoft 製品のネットワークライセンスは、Network Tools プログラムで登録されます。
Maple Flow 2023 を操作するには、Maple Flow 2023 ライセンスファイルが必要です。Maple Flow の旧バージョンのライセンスファイルは Maple Flow 2023 では使用できません。ライセンスファイルを取得するには、Maple Network Tools のアクティベーションプログラムを使用するか、http://www.maplesoft.com/contact/webforms/offlineactivation/ に記載されている手順に従ってオフラインでアクティベーションを実行する必要があります。アクティベーション中にインターネット接続が必要になります。インターネットに接続できるかを確認してください。インターネット接続のないコンピュータを使用する場合は、Maplesoft カスタマーサービスまでお問い合わせください。
Maple Flow 2023 を使えるようにするためには、ライセンスサーバを起動しなければなりません。root によって実行されるプロセスはすべてセキュリティーリスクであるため、lmgrd を root として走らせることは推奨しません。
C Shell の使用
ライセンスマネージャデーモン (lmgrd) を起動するには、プロンプトに対し次のコマンドを入力してください。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log & |
ここで、license_file_path はネットワークライセンスファイルのフルパスとファイル名 (デフォルトでは $HOME/MapleNetworkTools/activate/MapleFlow2023.lic)、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
Korn Shell または Bourne Shell の使用
ライセンスマネージャデーモン (lmgrd) を起動するには、プロンプトに対し次のコマンドを入力してください。
nohup lmgrd -c license_file_path -l debug_log 2>&1 & |
起動時のデーモンの実行
起動時にデーモンを実行するようにするには、適宜ブートスクリプト (/etc/rc.boot、/etc/rc.local、/etc/rc2.d/Sxxxx など) に変更を加えます。たとえば、ブート起動スクリプトとして lmgrd を実行する場合、プロンプトに対し次の su コマンドを実行すれば、レギュラーユーザとして実行することができます。
su username -c \'umask 022; lmgrd_path -c license_file_path -l log_path\' |
ここで、username は特権のないユーザ、lmgrd_path は lmgrd ファイルへの正しいパス、license_file_path はネットワークライセンスへのフルパス (デフォルトでは $HOME/MapleNetworkTools/activate/MapleFlow2023.lic)、log_path はデバッグログファイルのパスです。ネットワークライセンスファイルの名前は MapleFlow2023.lic とすることを推奨します。
ライセンスサーバの起動に関するヘルプ
UNIX のシステムブートアップファイルからライセンスサーバを起動する際に問題が発生する場合は、http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
これで、Maple Flow 2023 を使用することができます。
複数の Maplesoft 製品 (Maple Flow を含む) を実行するには、すべてのライセンスファイルを同一のディレクトリに入れる必要があります。他の FlexNet Publisher ライセンスファイルが 1 つの場所に保存されている場合、Maple 製品のライセンスファイルもそこに置くことができます。
次の手順に従ってください。
現在使われている FlexNet Publisher ユーティリティのインストール先に移動してください。Maple Flow 2023 の場合、デフォルトの場所は /usr/local/MapleNetworkTools/FLEXlm/11.13.1.2/ です。次のコマンドを入力してください。
./lmdown |
Maple Flow のネットワークライセンスファイルをすべて 1 つのフォルダ (例 : $HOME/MapleNetworkTools/activate) にコピーしてください。
注 : ディレクトリのパスで、ライセンスファイルそのものを指すものではありません。
./lmgrd -c license_file_path -l debug_log
ここで、license_file_path はライセンスファイルがあるディレクトリのフルパスで、debug_log はデバッグ情報の書き込み先ファイル名です。-l オプション (アルファベットの l で、数字の 1 ではない) を指定すると、ファイルを作成します。
これで、ネットワークライセンスの Maplesoft 製品を使用することができます。
指定ネットワークユーザは、各自のクライアントマシン上で Maple Flow を実行させます。クライアントマシンはネットワークを介してライセンスサーバに接続します。ネットワークの指定ユーザのライセンシングオプションは、システム管理者が、Maple Flow を実行できるユーザまたはクライアントマシンを厳格に管理することができます。
Maple Network Tools をインストールすると、オプションファイル (.opt) が $Maple Network Tools¥activate ディレクトリに自動的に生成されます。
注 : デフォルトでは、ベンダーデーモンは、ライセンスサーバマネージャが使うライセンスファイルと同じディレクトリ内でオプションファイル (maplelmg.opt) を探します。
指定ネットワークユーザライセンシングを設定するには、次の手順に従ってください。
オプションファイルを手動で編集するには、次の手順に従ってください。
INCLUDE MapleFlow USER User1
INCLUDE MapleFlow USER User2
INCLUDE MapleFlow USER User3
INCLUDE MapleFlow USER User4
Maple Flow 2023 を起動すると、スタートページから「チュートリアル」にアクセスできます。
Maple Flow ユーザマニュアルから、さらに詳しい情報を確認できます。
バージョン | CPU | 推奨 RAM | ハードディスク |
Windows Server 2016 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 10 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows 11 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
Windows Server 2019 | AMD X86_64 1 GHz Intel Xeon, Intel 64 | 4 GB | 10 GB |
ベンダー | CPU | オペレーティングシステム | バージョン | 推奨 RAM | ハードディスク |
Apple | 64 ビット Intel | macOS | 10.15、11、12 | 4 GB | 10 GB |
Apple | ARM64 | macOS | 11、12 | 4 GB | 10 GB |
ベンダー | オペレーティングシステムバージョン | CPU | 推奨 RAM | ハードディスク | その他の必要なパッケージ |
Red Hat Enterprise Linux | 7、8 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | redhat-lsb |
SUSE Linux Enterprise Desktop | 15 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | lsb |
Ubuntu | 20.04 LTS、21.10 | Intel 64 または AMD X86_64 | 4 GB | 10 GB | lsb-base、lsb-core |
注 : Maple は、ライセンスマネージャとして Flexera Software Corporation の FlexNet Publisher を使用しています。このドキュメントには、標準的な Maple インストールに必要な情報がすべて記載されています。詳細は、FlexNet Publisher のドキュメント http://www.flexerasoftware.jp/ を参照してください。
Maple、Maple Flow, Maplesoft、Waterloo Maple は、Waterloo Maple Inc. の商標です。
Intel は、Intel Corporation の登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows Server、Excel、Internet Explorer は、Microsoft Corporation の登録商標です。
macOS は Apple Computer, Inc. の登録商標です。
NVIDIA は NVIDIA Corporation の登録商標です。
AMD、ATI、AMD Catalyst、および Catalyst は Advanced Micro Devices, Inc. の商標または登録商標です。
Java と JRE は Oracle およびその関連企業の登録商標です。
FLEXlm および FlexNet は Flexera Software Corporation の登録商標です。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。
Watcom は Sybase, Inc. の商標です。
その他あらゆるブランド名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。