plots[fieldplot] - 2D ベクトル場をプロットします
使い方
fieldplot(f, r1, r2)
fieldplot(f, r1, r2, ...)
パラメータ
f - プロットするベクトルまたはベクトルの集合
r1 - 範囲
r2 - 範囲
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説明
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fieldplot 関数の典型的なコールは、fieldplot(f,x=a..b,y=c..d) です。f は x と y の 2 つの関数のリストです。a..b と c..d は、水平方向と垂直方向の 場の範囲を指定します。結果は、この範囲内の点 (x, y) で評価されるベクトルの、2 次元のベクトル場です。
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数式の代わりに、ベクトル場の要素をあらわすプロシージャを入力することも可能です。この場合の点系定名コールは、fieldplot(f,a..b,c..d) です。ここで f は、2 つの変数をもつ 2 つのプロシージャのリストです。
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fieldplot をコールすると、PLOT データ構造が生成され、プリントされます。これらのデータ構造については、?plot[structure] をご覧ください。
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その他の引数は、オプションで、option = value の形の等式で指定します。特に、arrows オプションは、ベクトルを表示する矢印のスタイルを指定できます。LINE, THIN, SLIM, THICK から選べます。規定値は、THIN です。grid オプションは、2 次元グリッドの初期サイズを設定できます。規定値は、[20. 20] です。その他のオプションは、plot コマンドで利用できるものと同じです。詳しくは、?plot[options] をご覧ください。
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with(plots,fieldplot) コマンドを使うと、このコマンドだけを定義できます。
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例
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with(plots):
fieldplot( [x/(x^2+y^2+4)^(1/2),-y/(x^2+y^2+4)^(1/2)],x=-2..2,y=-2..2);
fieldplot([y,-sin(x)-y/10],x=-10..10,y=-10..10,arrows=SLIM, color=x);
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次の 2 つの例は、上と同じ結果になります
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f := (x,y)-> x/(x^2+y^2+4)^(1/2): g := (x,y)-> -y/(x^2+y^2+4)^(1/2):
fieldplot( [f,g],-2..2,-2..2);
f := (x,y)-> y: g := (x,y)-> -sin(x) - y/10:
fieldplot( [f,g],-10..10,-10..10,arrows=SLIM);
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