plots[polarplot] - 極座標系への極座標プロット
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使い方
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polarplot(expr, theta=a1..a2, opts)
polarplot(f, a1..a2, opts)
polarplot(m, opts)
polarplot(v1, v2, opts)
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パラメータ
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expr
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theta の式
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f
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プロシージャまたは演算子
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a1, a2
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(オプション) 実定数
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m
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行列またはリストリスト
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v1, v2
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ベクトルまたはリスト
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opts
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プロット用オプション値
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説明
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polarplot コマンドは極座標系に極座標プロットを作成します。
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呼出手順 1 で、最初の引数 expr は r(theta) 形式の式です。このプロットは点 [r(theta), theta] による曲線を描きます。ここで、theta は角度を表し、r は半径を表します。2 つ目の引数の指定は任意です。省略された場合のデフォルトの範囲は 0..2*Pi です。
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呼出手順 2 は演算子形式を使用しています。最初の引数は角度を表す単入力パラメータを持ち、該当する半径の値を返すプロシージャまたは演算子です。呼出手順 1 同様、2 つ目の引数の指定は任意で、デフォルトでは 0..2*Pi です。
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呼出手順 3 と 4 では polarplot コマンドに対して点を [r, theta] 形式で与えることができます。ここで、m は n x 2 の行列か 2 要素のリスト n 個で構成されたリストを表し、v1 および v2 はそれぞれ、r および theta を格納している次元 n のベクトルを表します。曲線は n 個の点を接続して描かれます。点のみを生成したい場合は、style=point オプションを追加します。
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polarplot コマンドで使用できるフォーマットは plot コマンドと似ていますが、使用できる機能が plot コマンドより限られています。高度な使用法については、plot のヘルプページを参照してください。
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下記は偏角軸および動径軸の表示の制御に使用されるオプションの一覧です。その他のオプションはすべて一般的な 2D プロットで使用できるものと同じです。ただし、それらのオプションの中には極座標プロットに適用されないものもあります。詳細については、plot/options のヘルプページを参照してください。
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軸に関係するオプションはここではすべて動径軸および偏角軸に適用されます。動径軸が主軸で、偏角軸が第 2 軸と見なされていることにご注意ください。オプション axis[radial] および axis[angular] は一般のプロットオプション axis[1] および axis[2] に相当します。ただし、view オプションは表示を直角座標で参照し続けます。
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radialstart=r0 オプションを使用すると、プロットの中心に置かれる半径の開始値として負の値が使用できます。このオプションは半径に負の値が使用できるようにするための仕組みを提供するものです。プロットに表示する半径の値を r0 以上 (正の値) に制限したい場合には、coordinateview オプションを使用します。
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mode=log サブオプションは偏角軸に対して使用できません。また、radialstart オプションが与えられている場合は動径軸に対しても使用できません。
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極座標の代わりに直角座標に極座標プロットを作成するには、axiscoordinates=cartesian オプションを使用します。
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最初の引数に式のリストまたはデータセットを指定すると複数の極座標プロットを作成できます。また、plots[display] コマンドを使用すると、複数の極座標プロットを 1 つのプロットに重ね合わせることができます。ただし、異なるオプションで作成されているプロットを重ね合わせたり、極座標プロットと直角座標プロットを重ね合わせると予期しない結果につながる可能性があります。
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オプション
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角度が増加する方向を指定します。値には counterclockwise または clockwise が指定可能で、最初の値がデフォルトです。
表示する角度の単位を指定します。値には radians または degrees が指定可能で、最初の値がデフォルトです。
偏角軸の原点の位置を指定します。right, top, left, または bottom が指定可能で、最初の値がデフォルトです。
動径軸のオプション値を指定します。詳細については、plot/axis を参照してください。
偏角軸のオプション値を指定します。詳細については、plot/axis を参照してください。
座標軸のスタイルを指定します。polar または cartesian が指定可能で、polar がデフォルトです。
極座標系での表示を指定します。[r1..r2, a1..a2] 形式のリストで、r1..r2 は半径の範囲を表し、a1..a2 は角度の範囲を表します。
動径および偏角の順番を指定します。入力データにのみ影響します。このオプションを使用すると、入力データの順番を変更できます。デフォルトは ordering=[radial,angular] です。プロットされる点の最初の座標を角度にするには、ordering=[angular,radial] を使用します。
動径範囲の開始を表す負の値を指定します。
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例
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原点に中心を持つ、半径 1、r(theta) = 1 で表される円をプロットします。
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r(theta)=theta をプロットし、動径軸の色を青に変更します。
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パラメトリックに定義された曲線を 2 つプロットします; 1 つ目は赤、2 つ目は青でプロットします。
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以下に示すプロシージャ S および R を定義します。次に、1 つ目の成分が R で、2 つ目の成分が t->t であるパラメトリック曲線をプロットします。
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Plotting Guide からプロットを作成するコマンドは r=cos(t), theta=sin(t) のパラメトリック曲線です。
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