cat - 式の結合
使い方
cat( a, b, c, ... )
パラメータ
a, b, c, ... - 任意の式
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説明
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cat 関数は一般に文字列と名前を結合するのに用いられます。引数は結合されて文字列、名前、または型 `||` を持つオブジェクトが作られます。
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cat が返すオブジェクトの型は、`||' かまたは cat の第1の引数と同じ型(name または string)です。
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cat の結果が名前のとき、現在有効な同じ名前の局所変数があったとしても、実際それは大域変数であることに注意します。
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名前 (あるいは文字列) の式列を形成するためには、1 文字以上の独立変数のシンボル (あるいは文字列) に続けて整数の指定をして下さい。Maple はシンボルと整数を連結し形成された式列を指定された回数繰り返し作成します。
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例
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| (2.1) |
| (2.2) |
| (2.3) |
| (2.4) |
| (2.5) |
| (2.6) |
| (2.7) |
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cat( "The value of i is ", i, "." );
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| (2.8) |
>
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tr := proc(s::string,src::string,dst::string)
cat( op( map( x -> `if`( x = src, dst, x ), [ seq( i, i = s ) ] ) ) );
end proc;
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| (2.9) |
| (2.10) |
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f := proc() local a, b; a,b; end proc:
cat( f(), c );
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| (2.11) |
| (2.12) |
これらの例は、名前の式列を作成するために範囲を指定しています。
| (2.13) |
| (2.14) |
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cat( a, 1..2, 5..6, 3..4 );
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| (2.15) |
これにより手続きの中から大域的な割り当てを行うことができます。大域変数名だけが cat により返されることを説明しています。
>
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gassign := proc(n::name,e::anything)
assign(cat(n),e);
end proc:
g := proc()
local a;
a := 5;
gassign( 'a', 2 );
end proc:
a;
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| (2.16) |
| (2.17) |
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