lowerbound と upperbound コマンドは、array または rtable （a）の、指定した次元（dim）の上限または下限を返します。

list の lowerbound は常に 1 となります。list の upperbound は numelems('a') と同じになります。リストのリストや、その他の再帰的な構造は一次元オブジェクトとみなされます。

dim の指定が無い場合、上限・下限は全て数列として返されます。

upperbound と lowerbound コマンドは Maple 15 より導入されています。

Maple 15 の変更点の詳細については、Maple 15 の更新情報 をご覧ください。

upperbound コマンドと lowerbound コマンドは、Maple 15 よりスレッドセーフとなっています。

スレッド安全性についての詳細は、インデックス/スレッドセーフ をご覧ください。

M := <1,2,3;4,5,6>;

(m,n) := upperbound(M);

upperbound(M,1);

upperbound(M,2);

lowerbound(M,1);

upperbound([1,2,3]);

upperbound([[1,2,3],[4,5,6]]);