MapleSim テンプレートを開く
MapleSim テンプレートを用いると、カスタムコンポーネントの作成、データセットの生成、Maple を用いた解析タスクなどを行うことができます。テンプレートはモデルに添付する Maple ワークシートで、特定のタスクを行うためボタン類やツールが予め備わっています。
MapleSim テンプレートと添付物についての詳細は、MapleSim User's Guide 内、第 2 章の モデルへのファイルの添付 と第 5 章の モデルの解析と操作 をご覧ください。
テンプレートを開く
1.
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MapleSim で、カスタムコンポーネントの作成、データセットの生成、解析タスクの実行の何れかをしたいモデルを開きます。
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2.
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メインツールバーのテンプレートボタン () をクリックします。モデルの [添付の作成] ウィンドウが表示されます。
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3.
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ダイアログボックスで、行いたいタスクのテンプレートを選択します。
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MapleSim テンプレート
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テンプレート
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タスク
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コード生成
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モデルから C コード を生成します。
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カスタムコンポーネント
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数学モデルに基づいたカスタムモデリングコンポーネントを作成します。
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カスタム離散時間状態空間
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MapleSim モデルのカスタムコンポーネントを、離散時間状態空間表現により定義し、生成します。
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カスタム離散時間伝達関数
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MapleSim モデルのカスタムコンポーネントを、離散時間伝達関数により定義し、生成します。
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データ生成
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MapleSim で使用するデータセット (たとえば、補間テーブルコンポーネントのデータセット) を定義し、生成します。
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方程式の抽出
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線形または非線形モデルから方程式を取得します。
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Excel 接続
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MapleSim パラメータセットを Excel スプレッドシートからインポートする。または、MapleSim からパラメータセットを Excel スプレッドシートにエクスポートする。
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線形系の解析
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線形系の方程式を表示し、解析します。
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線形化
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元の非線形モデルから、線形の近似モデルを作成します。
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Modelica カスタムコンポーネント
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Modelica コードから MapleSim カスタムコンポーネントを定義し、生成します。
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モンテカルロ・シミュレーション
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パラメータに対する乱数分布を定義し、この分布を用いてシミュレーションを実行します。
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マルチボディ解析
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操作と解析に適した形でマルチボディ方程式を取得します。
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最適化
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モデルのパラメータの最適化と解析を行い、予想されるシミュレーション結果を表示します。
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乱数データの生成
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補間テーブルコンポーネントなどで利用可能な、MapleSim で用いる乱数データ点の定義と生成を行います。
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感度解析
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パラメータの感度解析を行います。
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ワークシート
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ワークシートを作成します。
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4.
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添付 フィールドに固有なテンプレート名を入力し、Enter を押します。
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5.
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[添付を作成] をクリックします。MapleSim モデルが Maple のテンプレートとして開かれます。
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7.
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タスクが完了したら、.mw ファイルを Maple で保存し、テンプレートが添付されている .msim ファイルを MapleSim で保存します。MapleSim テンプレートが [添付] パレットに保存されます。
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MapleSim テンプレートを開くには、[プロジェクト] タブ下の [添付] パレットを開き、希望のカテゴリを右クリック (Macintosh® の場合は、Control キーを押しながらクリック) して [テンプレートから作成] を選択する方法もあります。
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