ExcelTools[Export] - rtable を Excel スプレッドシートにエクスポート
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使い方
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Export(R, file, sheet, cell)
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パラメータ
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R
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rtable ; エクスポートする rtable
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file
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string ; (標準インターフェースではオプション)保存先ファイルの名前
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sheet
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{string, posint} ; (オプション)Excel ファイル内の保存先シートの名前または 1 ベースのインデックス(デフォルトは 1)
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cell
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string ; (オプション) R の先頭位置に対応するアドレスまたはセル名(デフォルト "A1")
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説明
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Export(R,file,sheet,cell) 関数は、rtable (R) を Microsoft Excel 形式ファイル (file) にエクスポートします。ファイルは、存在しなければ作成されます。デフォルトとして、ファイルはインストールのディレクトリに保存されます。R 内のデータは sheet (指定が無ければデフォルトは 1)で指定されたワークシートに書き込まれます。このとき、R の先頭要素(1 次元 rtable の場合)または左上要素(2 次元 rtable の場合)が、cell で指定されるセル位置に書き込まれます。
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標準インターフェースでは、file パラメータが与えられていない場合は保存先ファイル名を入力するフィールドを持つダイアログが提示されます。その他すべてのインターフェースで file パラメータは必須となります。
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cell パラメータは、Excel の標準的なセル参照形式(例えば A1、$b10 など)またはセルの名前により指定します。後者の場合、ファイルは既存のもので、Excel スプレッドシート内の定義済みの名前で指定しなければなりません。
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cell パラメータが名前またはセル範囲で与えられる場合、そのセル範囲が rtable R の次元と一致していないと警告が発せられます。エクスポート操作はそのまま実行されます。
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R の要素は、保存先ファイル中で R 内の位置に対応する位置に書き込まれます。例えば、R が 2 行 3 列の rtable で保存先 cell が B2 のとき、R の 2 行目の第 3 要素は D3 のセルに書き込まれます。
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R が Vector のとき、保存先ファイルで同じ向きとなります。
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R が 1 次元の配列(Array)のとき、保存先ファイルでは列となります。
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エクスポート操作が保存先ファイルのデータを上書きしなければならないときは、警告を表示し、操作は続行されます。
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例
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R := Array(1..3,1..4,[[1,2,3,4],[5,6,7,8],[9,10,11,12]]);
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| (4.1) |
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Export(R, "Employees.xls", "Payroll", "B2");
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書き込み先セルは名前で指定できます。
注意: 次の例を実行するには、Payroll というシートと FirstQuarter と名付けられたセルを含む Employees.xls という名前の Excel スプレッドシートを作成してください。
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Export(R, "Employees.xls", "Payroll", "FirstQuarter" );
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シートは名前が無くてもインデックスにより指定できます。(この例を実行するためには Employee.xls のファイルは Sheet2 という名前のシートを含んでいなければなりません)
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Export(R, "Employees.xls", 2);
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(標準インターフェースのみ)ファイル名を省略すると、ファイル名を要求するダイアログが開きます。
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